Guy De Maupassant, H. R. A.

2012年くらいに原典対訳の形で製本して知り合いなど少数人に配っていたものの,訳文部分のみ抜き出してここに再掲。

La Palure(首飾り)

 普通の勤め人の家庭に,まるで運命の手違いのように,美しく魅力的な女性の生まれることがある.彼女もそうしたうちの一人であった.彼女には持参金もなく,遺産の手に入る当てもなく,裕福で地位のある人と知り合いになり,理解され,愛され,妻に迎えられる手段など全くなかった.かくして彼女は,教育省に勤める一小役人と結婚させられるがままになったのである.
 衣服を着飾る余裕もなく,彼女の身なりは質素なものだったが,それでも落ちぶれた上流夫人のように不幸な心持だった.というのは,女性にとって階級や血筋というものは意味をなさず,自身の美貌や気品,魅力こそが生まれや家柄に代わるものとなるためである.生まれつきの美しさ,優雅な本能,しなやかな精神,これらだけが彼女たちにとっての階級であり,庶民の娘たちを非常に位の高い貴婦人たちと肩を並べるものにするのである.
 自分こそはどんな贅沢や豪華な生活をも許される身に生まれついたのだとの思いから,彼女は絶えず苦しんでいた.住居の貧しさ,壁の痛み,椅子の擦切れ,敷物の汚さ,これらを苦にしていた.彼女と同じ階級の女なら気にも留めぬようなこれらのことすべてが,彼女にとっては苦痛であり,腹立たしかった.つつましやかに家事をこなすブルターニュの娘を見るにつけ,彼女の心中にはつらい無念な思いと激しい夢とが起こってくるのだった.彼女は決まって,東洋風の絵がかかり,高い真鍮の燭台に照らされた静かな控室を思い浮かべ,暖房の温かさのために大きな肘掛椅子の上でうたた寝をしている半ズボンをはいた背の高い二人の召使いに思いを馳せるのだった.古風なビロードで覆われた大きなサロン,高価な骨董品を並べた高級家具,それにごく親しい友人たちや,女性なら誰でも羨み気を惹こうとする,著名な人気のある男たちを招いて午後五時のお茶会を開くために誂えた,瀟洒で芳しい香に満ちた小さなサロンを夢に見るのだった.
 夕食の時間になると彼女は,三日も換えていないテーブルクロスに覆われた円い食卓につき,向かい側に座った夫は,スープ鉢の蓋をとって嬉しそうに「ああ,美味しそうなポトフだ,これより旨いものなんて僕は知らないな……」と言うのだった.一方妻の方は,立派な食卓を,輝く銀の食器を,そして妖精の森の中に昔の人物や外国の鳥を描いたタペストリを夢見ていた.素晴らしい器に盛って出された美味しい料理,雷鳥の手羽肉や鱒の薔薇色の肉を食べながら,謎めいた微笑みを浮かべて甘い言葉を囁きあうのに憧れるのだった.
 彼女は余所行きの服や宝石の類を少しも持っていなかったが,彼女が好きなのはそういったものばかりだった.自分こそはそうしたものに相応しいと思っていた.彼女はとにかく人に気に入られ,羨ましがられ,魅力的であり,人から求められることを希った.
 彼女には一人,修道院の寄宿舎学校の同輩で裕福な友だちがあったが,もう二度と会いに行きたいとは思わなかった.それほどに,いつも戻ってくるのが辛かったのである.そんなとき彼女は,悲しみと悔しさ,絶望と苦悩とで丸何日も泣き明かすのだった.
 さて或る晩,夫が得意げな顔で,手に大きな封筒を携えて帰ってくるとこういった.
「ほら,これは君にだよ」
 彼女はすぐさま封を切ると,次のように印字されたカードを取り出した.
「教育省大臣及びジョルジュ・ランポノー夫人は,ロワゼル氏および同夫人に,一月十八日に大臣邸で催される夜会へお出で下さいますようここにお知らせいたします」
 夫の期待に反して彼女は口惜しそうに招待状を卓上へ抛ると,呟いた.
「これを私にどうしろと仰るの」
「でも,君,僕はてっきり喜ぶものと思っていたんだがね.君は全く余所へ出かけないし,これはよい機会じゃないか,実によい機会だよ.これを手に入れるにはずいぶん苦労したんだ,何しろ皆がほしがる代物だからね.大層人気だが,平にはなかなか出ないんだよ.行けばわかるが,皆お偉方ばかりさ」
 彼女は苛立った目つきで夫を見ていたが,たまりかねて言い放った.
「こんな所へ何を着ていけばいいと仰るの」
 夫の方はそんなことまで考えていなかったので,口籠ってしまった.
「でも劇場へ行くときのドレスがあるだろう,あれでもよいと思うんだけどな,僕としては……」
 彼は妻が泣いているのを見て黙り込み,呆気にとられて取り乱してしまった.二粒の大きな涙が,彼女の眼の端から口許へと零れ落ちた.彼は口籠りながらこう言った.
「どうしたんだい,どうしたんだい」
 だが,彼女は必死に悲しみを抑えて,濡れた頬を拭きつつ静かな声で答えた.
「何でもありません.私はそういうドレスを持っていなくて,だからそういう宴席へは出られない,それだけのことですわ.奥さんが私よりも良い衣装をお持ちの方がいらっしゃるでしょうから,その招待状はそういう方にお譲り下さいな」
 彼は意気消沈してこう言った.
「ねえ,マチルド,その,宴会へ着て行けて,他の機会にも着られるような,質素な感じのドレスとなると,幾らくらいするものなのかい」
 彼女はしばし考え込み,よく計算して,この吝嗇な小役人から驚嘆や即座の拒絶を受けずに済む金額を思案した.
「どのくらいが適当かはわかりませんけど,四百フランもあれば何とかなるのじゃないかしら」
 夫は少しばかり蒼くなった.というのも,その金額は彼がこの夏友人たちとナンテールの平野へ狩りに出るための猟銃や費用と恰度同じだったためである.友人たちは日曜になると,そこへ雲雀撃ちに行くのだった.
 けれども彼は言った.
「まあ,いいだろう.四百フランあげよう.でも,いいドレスを手に入れるのだよ」
 夜会の日は近づいてきたが,ロワゼル夫人は悲しげで落ち着かず,不安そうな様子だった.しかしドレスの方はすでに出来上がっていたのである.或る晩夫は彼女に行った.
「どうしたんだい,ねえ,この三日というもの様子が変だよ」
 彼女は答えた.
「宝石とか装身具とか,身に着けるものが何もないのが気がかりなのよ.きっと非道く貧乏な風に見えることでしょう.このままじゃ,この夜会には行かない方がいいくらいだわ」
 彼は答えた.
「花をつけていけばいいじゃないか.この時節ならとても洒落ているよ.十フランもあれば,立派な薔薇が二三本手に入るさ」
 彼女はちっとも納得しなかった.
「いいえ……裕福な人たちの中で貧乏人のように見られる以上に情けないことはなくってよ」
 だが夫はこう叫んだ.
「君はなんて馬鹿なのだ.友だちのフォレスティエさんのところへ行って宝石を貸してくれるよう頼んだらいいじゃないか.君と彼女な間柄なら,それくらいのことはしてくれるだろう」
 彼女は歓声を上げた.
「その通りだわ.考えてもみなかった」
 翌日,彼女は友達のところを訪ねて,悩みを打ち明けた.
フォレスティエ夫人は鏡つきの箪笥のところへ行き,大きな宝石箱を取り出すと,それを持ってきて,開け,ロワゼル夫人に行った.
「さあ,お選びなさいな」
 まずいくつかの腕輪が目に入った.それから真珠の首飾り,素晴らしい細工の,金と宝石でできたヴェネチア製の十字架が見えた.彼女はそれらを鏡の前で身に着けて試し,ためらい,外しがたく,返しがたく,決心しかねていた.そしてしきりにこう尋ねるのだった.
「もう他のものはありませんの」
「勿論ありましてよ.お探しになって.何が貴女の気に入るかわかりませんから」
 そこで不意に彼女は,黒い繻子の箱の中に,見事なダイヤの首飾りを見つけた.彼女の心臓は強く打ち始め,どうしてもそれが欲しくてたまらなくなった.それを取り上げると彼女の手は震えていた.襟の立った服の上からそれを首の周りにかけてみると,彼女は自分の姿に恍惚とした.それから彼女はためらいながら,たいそう不安げに尋ねた.
「これを貸して下さるかしら,これだけでいいのよ」
「ええ,勿論構いませんわ」
 彼女は友だちの首に抱きつき,夢中で接吻すると,この宝物を持って一目散に帰って行った.


 夜会の日がやってきた.ロワゼル夫人は大成功を収めた.彼女はその場にいた女性のだれよりも美しく,優雅で,上品で,にこやかで,喜びに舞い上がっていた.男たちは皆彼女を眺め,名を訊ね,紹介されたがった.官房補佐の人々もこぞって彼女とワルツを踊りたがり,大臣までもが彼女に気を留めた.
 彼女はうっとりと夢心地で,喜びに酔いしれて踊った.自分の美しさの勝利と,成功の栄誉の中にあって,また,あらゆる賛辞,驚嘆,人々の中に目覚めさせた欲望,更に女心にとってかくも完全で甘美な勝利から生まれた幸福の霞に包まれて,もはや何事も考えることができなかった.
 彼女は朝の四時頃になって帰ることにした.夫の方は夜の十二時頃から人気のない小さな客間で,他の三人の紳士たちと一緒に眠っており,彼らの妻も大いに楽しんでいた.
 夫は外出用に持ってきていた外套を彼女の肩にかけてやった.質素な普通の服で,そのみすぼらしさは舞踏会の衣装には不釣り合いだった.彼女はそれに気づくと逃げ出そうとした.豪華なコートに身を包んだ他の女たちに気づかれたくなかったのである.
 ロワゼル氏は彼女を引き留めた.
「待つんだ.外へ出たら風を引くよ.今に辻馬車を呼んでくるから」
 しかし彼女は聞く耳を持たず,急いで階段を下りていった.通りに出てみても馬車は見つからず,二人は探し始めた.遠くを行く馬車が見えると,御者目がけて大声を挙げた.
 落ち込んで,震えながら,二人はセーヌ河へ向かって下って行った.結局,河岸で古い夜行の箱馬車クーペが一台見つかった.これはパリでは夜中にしか走っていないもので,まるで日のもとではそのみすぼらしさが恥ずかしいかのようであった.
 その馬車で二人はマルティル通りの自宅の門まで帰り着き,寂しげに家へ上がった.妻にとってはこれで全部が済んだのだが,夫の方は十時には出勤しなければならぬ,と考えていた.
 彼女は肩にかけていた上着を脱いで,もう一度自分の輝かしい姿を見ようと鏡の前に立った.だが,突然彼女は悲鳴を上げた.首飾りがなくなっていたのである.そこで,もう服を半分ほど脱ぎかけた夫が尋ねた.
「どうしたんだい」
 彼女は夫の方に向き直り,動揺して言った.
「フォレスティエ夫人の首飾りをなくしてしまったわ」
 彼は立ち上がり,取り乱して言った.
「何だって,どうして……ありえないことだ」
 二人はドレスや外套の襞をくまなく探したが,見つからなかった.夫は尋ねた.
「会場を出たとき身に着けていたのは確かなのだね」
「ええ,大臣邸の玄関では手で触れて確かめました」
「だが,通りで失くしたんだとすれば,落っこちる音が聞こえただろう.馬車の中にあるに違いない」
「ええ,多分そうでしょう.番号を覚えていらして」
「いいや,君は番号を見ていなかったかい」
「いいえ」
 二人は呆然として互いに見詰め合っていた.ようやくロワゼル氏は服を着直して,こう言った.
「とにかく僕は行ってくる.二人で来た道をもう一度見直して探してみるとしよう」
 そして彼は出て行った.彼女は夜会の衣装のまま,横たわる気力もなく,いすの上へ崩れていた.暖炉に火も入れず,ただ呆然としていた.
 夫は警視庁へ行き,新聞社へ懸賞広告を依頼しに行き,また辻馬車会社へと行き,少しでも望みのありそうなところはことごとくあたってみた.
 彼女は,この恐ろしい災難を前に震え上がったまま,一日中待ち続けた.
 夕方になって,ロワゼル氏はげっそりと青ざめた様子で戻ってきた.彼は何も見つけられなかった.そしてこう言った.
「君の友だちには,首飾りの留め具を壊してしまって修理に出していると伝えるんだ.それで時間を稼いで何とかしよう」
 彼女は夫の言うとおりに手紙を書いた.


 一週間後,二人は一切の希望を失っていた.
 ロワゼル氏は五歳も老け込んだ様子でこう宣告した.
「あの首飾りの代わりを見つけなくてはならない」
 翌日になると,二人は首飾りの入っていた箱を出してきて,その中に名前の書いてある宝石商のところへ赴いた.宝石商は帳簿を調べてこう言った.
「奥様,この首飾りを売ったのは当店ではございません.きっと箱だけお買い上げになったのでしょう」
 そこで二人は宝石商を次々に訪ね,記憶を頼りに失くした首飾りに似たものを探した.二人とも心労と不安ですっかりやつれてしまった.
 パレ・ロワイヤルのあるブティックで,二人は自分たちの探しているのにそっくりなダイヤの首飾りを見つけた.それは四万フランの値であったが,二人には三万六千フランで売ってくれるという.
 かくして二人は店主に,三日間これを売らずにとっておいてくれるよう懇願し,さらに二月の終わりまでに失くした方が見つかったら,これを三万四千フランで返すという約束まで取り付けた.
 ロワゼル氏に父が残してくれた金は一万八千フランだったので,残りの分は借金するより仕方なかった.
 あるところからは千フラン,またあるところからは五百フラン,あちらからは五ルイ,こちらからは三ルイと彼は借金した.手形を書き,家財を片端から質に入れ,高利貸しをはじめ,金貸しという金貸しの世話になった.彼は将来の生活の何もかもを犠牲にし,約束を果たせるかどうかも構わず署名をした.そして,将来の不安,自分の身に降りかかってくるであろう暗澹たる貧窮,それにあらゆる物質的欠乏と精神的苦痛とに恐れを覚えつつ,彼は新しい首飾りを受け取りに宝石商のところへ行くと,店のカウンタに三万六千フランを積んだ.
 ロワゼル夫人がフォレスティエ夫人に首飾りを返すと,彼女は冷ややかにこう言った.
「もっと早く返してもらわなくては困りますわ,これが必要になるかもしれませんのに」
 ロワゼル夫人は恐れていたが,フォレスティエ夫人は箱を開けなかった.もしフォレスティエ夫人が首飾りの代用品であることに気づいたら,彼女は何と思い何と言ったことだろう.友だちのことを泥棒呼ばわりしたのではないだろうか.


 ロワゼル夫人は貧乏人の辛い生活を味わった.けれども彼女はあるとき突然決心した.あの恐ろしい借金を返済しなくてはならない.彼女はそれを返すことにした.女中を解雇し,住居を移して,屋根裏部屋を間借りした.
 彼女は家事の大変さ,台所仕事の辛さを思い知った.薔薇色の爪を,脂にまみれた陶器や鍋底の残り物で汚し,彼女は食器を洗った.汚れた下着やシャツ,布巾を洗濯し,ロープにかけて乾かした.毎朝ごみを街路に捨てに降り,水を汲んで上がったが,一階上がるごとに息をつくため止まらなくてはならなった.そして庶民のような服装で,腕には籠をかけ,八百屋へ,乾物屋へ,肉屋へと出かけ,罵られながらも,一スーたりとも無駄にはすまいと値切るのだった.
 毎月手形の支払いをしなくてはならなかったり,期限を書き換えたり,猶予してもらわねばならなかった.
 夫のほうは,晩はある商人の帳簿を清書する仕事をし,夜更けにもしばしば,一葉五スーで筆写の仕事も行った.
 こうした生活が十年続いた.
 十年目の終わり,二人は高利貸しの利息や,つもりに積もった利子の山まですっかり返済しきっていた.いまやロワゼル夫人はすっかり老け込んでしまったようであった.彼女は,貧乏世帯のたくましく,厳しく,荒っぽいおかみさんになっていた.化粧もせず,スカートもちゃんと穿かず,手を真赤にして,大声でしゃべり,水をたくさん撒いて床を洗うのだった.けれども時折,夫が事務所に出かけていないとき,窓辺に腰をかけて,かつての,自分があんなにも美しくもてはやされた舞踏会のことを考えるのだった.
 もしかあの首飾りを彼女がなくさなかったなら,どんなことになっていただろう.誰が,誰が知ることだろう.人生とは何と数奇で移ろいやすいものだろう.何とわずかのことが人を破滅させ,救いもするのだろう.


 さて,ある日曜日,彼女が一週間の仕事の息抜きにシャンゼリゼ通りを歩いていると,一人の子どもを連れて散歩している夫人が不意に目に止まった.それはフォレスティエ夫人だった.彼女は相変わらず若く,美しく,魅力的だった.
 ロワゼル夫人は動揺を覚えた.話しかけたものだろうか.そうだ,借金を返してしまった今となってはすべてを話すことができる.どうして話していけない道理があろう.
 彼女は歩み寄った.
「こんにちは,ジャンヌ」
 相手は彼女のことがわからず,こんな市井のおかみさんに親しげに名前を呼ばれて驚き,口篭りながらこう言った.
「あら……奥様……でも……人違いをなさっておいでではありませんこと」
「いいえ,私はマチルド・ロワゼルですよ」
 友だちは思わず叫んだ.
「まあ,かわいそうなマチルド,すっかり変わってしまったわね」
「ええ,貴女と会わなくなってからというもの,とても辛い日々を送りましたわ.とても貧乏な……でも,それは貴女が原因だったのよ」
「私が?……どうしてかしら」
「大臣主催の夜会へ行くのに貴女が私に貸してくださった,あのダイヤの首飾りをお忘れではないでしょう」
「ええ,でもそれで?」
「それがね,私それを失くしてしまいましたの」
「まあ,でも貴女,私に返してくれたでしょう」
「とてもよく似た別物をお返ししたのよ.その支払いには十年もかかったわ.財産も何もない私たちにとってそれが容易なことでないのは貴女にもわかるでしょう.でもそれも終わり,すっかり満足しているところですわ」
「私がお貸ししたものの代わりに,ダイヤの首飾りを買ったと仰るの」
「ええ,あなたはお気づきにならなかったわね.そうでしょう.とてもよく似ておりましたもの」
彼女はそう言って,無邪気で誇らしげに喜び,微笑した.
フォレスティエ夫人は深く動揺し,彼女の両手をとってこう言った.
「まあ,かわいそうなマチルド,だって私のは贋物でしたのよ.あれはせいぜい五百フランほどの値でしたのに……」


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